ＨＰ女子・小野塚　調子上向きも「やられた」

帰国した小野塚

　フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の小野塚彩那（２５＝石打丸山ク）が成田着の航空機で米国から帰国した。

　１２日のＷ杯で２位、２４日のＸゲームではスーパーパイプで４位となり、調子は上向き。「トップまでもうちょっと。全然いけないところじゃない」と手応えを口にした。メダル獲得を目標に掲げるエースは「最後の詰めが甘い」と課題にクラブ（エア中に板をつかむこと）を挙げ、細かい修正に取り組む方針。五輪選出発表は米国で聞き「連絡したら、家族の方が先に知っていた」と時差に苦笑い。約２カ月の米国遠征で疲労は蓄積しており「成田に着く直前で凄く揺れて完全にやられた」と初めて飛行機酔いも体験した。地元の新潟県南魚沼市でリフレッシュし、２月１日に再度渡米する予定になっている。