葛西 最終戦5位、新鋭ディートハルトがジャンプ週間総合V

[ 2014年1月7日 08:34 ]

W杯個人第12戦で5位に入った葛西紀明=ビショフスホーフェン

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンでジャンプ週間最終戦を兼ねた個人第12戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が133・5メートル、137・5メートルの合計281・0点で5位に入った。4試合の合計得点で争うジャンプ週間総合も962・1点で5位となった。

 21歳の新鋭トーマス・ディートハルト(オーストリア)が138・5メートル、140メートルの296・5点で今季、通算とも2勝目を挙げ、ジャンプ週間総合を1012・6点で初制覇した。オーストリア勢が総合6連覇した。

 伊東大貴(雪印メグミルク)は26位、竹内択(北野建設)は体調不良で欠場した。伊東と竹内は今大会後に帰国する。葛西、岡部孝信、渡瀬雄太(ともに雪印メグミルク)は11、12日の個人第13、14戦に出場してから日本に戻る。

 ▼葛西紀明の話 (上位争いで)緊張しながらも自分のジャンプができるようになっている。いい経験。勝てないのは悔しいが、飛んでいて今は楽しい。

 ▼伊東大貴の話 今は周りの調子が上がって、自分が少し落ちている感じ。帰国してゆっくりできるので、札幌のW杯に向けて立て直したい。(共同)

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2014年1月7日のニュース