初V時の主将、監督でもV 東海大仰星・湯浅監督「感動した」

[ 2014年1月7日 15:44 ]

7年ぶり3度目の優勝を果たし喜ぶ東海大仰星フィフティーン(後方)とガックリする桐蔭学園
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全国高校ラグビー決勝 東海大仰星19―14桐蔭学園

(1月7日 東大阪市・花園ラグビー場)
 東海大仰星は“東の横綱”桐蔭学園に競り勝って第86回大会以来7年ぶりの日本一。湯浅大智監督(32)は「本当によくやってくれた。感動しました」と感無量の面持ちで選手たちを称えた。

 7―7で前半を折り返すも、後半8分にWTB河野が勝ち越しのトライ。3分後にはLO西野の縦への抜け出しからチャンスをつくり、LO永井が右中間にトライを決めて19―7と突き放した。同15分に1トライ差に迫られ、その後は桐蔭学園の反撃をしのぐ場面が続いたが、全員で踏ん張ってノーサイドの笛を聞いた。

 湯浅監督は14年前の第79回大会で同校が初優勝した時のキャプテン。選手、監督で全国制覇を成し遂げ、「うれしいの一言。(練習を)積み重ねてきたので、どんな状況でもしっかりやってくれると…」と選手たちを信じて見守っていたことを明かした。「本当に感動した。最高のチームです。本当にありがとう」。就任1年目で頂点に輝いた若き指揮官は、最後まで選手に感謝の言葉を繰り返した。

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