ソチ五輪、開幕まで1カ月 受け入れ態勢本格化

[ 2014年1月7日 20:15 ]

 ソチ冬季五輪開幕まで7日でちょうど1カ月となり、ロシア南部のソチでは世界各国の報道機関の拠点となるメーンプレスセンター(MPC)がオープンするなど、関係者の受け入れ態勢が本格化した。

 テロを警戒し、治安当局は同日、警備態勢を最高水準に引き上げた。玄関口のソチ空港や駅での手荷物検査はこれまで以上に厳重になった。MPCでは電子機器類は係員が電源を入れて調べる入念さだった。五輪に向けた市内の交通規制もスタートし、パラリンピック終了後の3月21日まで通行量を制限する。

 ロシア正教のクリスマスで祝日とあって、普段は渋滞が激しい黒海沿岸の五輪公園周辺も交通量は少なかった。市中心部に設置されたカウントダウンボードには2月7日の開会式までの日数が「31」と表示されたが、人通りはまばらだった。(共同)

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2014年1月7日のニュース