大けが克服した山田平「日本一になったんやという感じ」

[ 2014年1月7日 18:16 ]

7年ぶり3度目の優勝を果たし喜ぶ東海大仰星フィフティーン(後方)とガックリする桐蔭学園
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全国高校ラグビー決勝 東海大仰星19―14桐蔭学園

(1月7日 東大阪市・花園ラグビー場)
 東海大仰星のSO山田平は度重なる大けがを克服して優勝に貢献した。中学2年の時に両膝の靱帯を断裂。高校に進み、第91回大会で1年生ながら主力SOとして準優勝した後、またも右膝の靱帯を切った。練習再開まで半年を要した上、リハビリはきつく「ラグビーをやめようと思った」と言うほどだった。

 それでも、両親など周囲の支えを胸に競技を続けた。攻撃の中心として復活し、判断のいいパスやキックで引っ張り「日本一になったんやという感じと、やっと恩返しできたという気持ち」と笑みを浮かべた。

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