谷原「我慢が実を結んだ」67マーク!と5打差5位に浮上

[ 2013年11月23日 05:30 ]

第2ラウンド、3番でティーショットを放つ谷原秀人。通算3アンダーで5位に浮上した

男子ゴルフ国・地域別対抗戦W杯第2日

(11月22日 オーストラリア・メルボルン・ロイヤル・メルボルンGC=7046ヤード、パー71)
 日本代表の谷原秀人(35=フリー)が5バーディー、1ボギーの67をマークして通算3アンダーで首位と5打差の5位に浮上。3バーディー、3ボギーの71だった石川遼(22=CASIO)は通算イーブンパーで15位。2人の合計による国・地域別対抗戦で日本は通算3アンダーの3位に上がった。トーマス・ビヨン(デンマーク)が68で回り通算8アンダーで個人戦の1位を守った。国・地域別対抗は米国が通算10アンダーで首位に立っている。

 谷原はこの日のベストスコア67をマークして5位に浮上した。ショットに切れがあった。3番パー3でピン奥1メートルにつけて初バーディー。「3番は難しいのに相性がいい。あれでいけるかなという雰囲気をつくれた」

 後半は5メートルのパットを沈めた10番から3連続、15番パー5も第2打をグリーン奥のカラーまで運んでバーディーを量産した。前週の三井住友VISA太平洋マスターズで3年ぶりの日本ツアー優勝。その勢いを持ち込みスコアを伸ばした。

 ミスが大叩きにつながる難コースだけに「本当に難しいコースで、我慢が実を結んだ」と言葉に充実感もにじませた。

 個人戦も団体戦も逆転優勝を狙える位置だが、慎重な姿勢を崩さない。「欲を出したら、スコアがつくれない気がする。一ホール一ホール大切にやっていきたい。気を抜けなくて疲れる」と残りラウンドをにらんだ。

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2013年11月23日のニュース