琴欧洲「親方になるため」 日本国籍取得「待つしかない」

[ 2013年11月23日 15:59 ]

 大相撲の大関・琴欧洲(30)=本名カロヤン・マハリャノフ、ブルガリア出身、佐渡ケ嶽部屋=は23日、福岡県久山町の部屋宿舎で取材に応じ、日本国籍取得の手続きを取ったことについて「親方になるため。(取得の許可を)待つしかない」と心境を語った。

 日本相撲協会は「年寄名跡の襲名は、日本国籍を有する者に限る」と規定している。大関経験者は引退後に力士名のまま年寄として同協会に3年間在籍できるが、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「(国籍取得で)より相撲に打ち込めると思う」と話した。

 琴欧洲はかど番で迎えた九州場所で左肩負傷のため4日目から休場し、関脇転落が決まった。ゴムチューブを使ったトレーニングを始めているといい「日に日に良くなっている。(患部の)腫れも落ち着いてきた」と経過を説明した。

続きを表示

2013年11月23日のニュース