「やっといいジャンプできた」12位・葛西ら全員本戦へ

[ 2013年11月23日 08:18 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は22日、ドイツのクリンゲンタールで個人第1戦(HS140メートル、K点125メートル)の予選が行われ、41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が137メートルの117・5点で12位となるなど日本勢5人全員が24日の本戦に進んだ。

 伊東大貴(雪印メグミルク)が134メートルで19位、清水礼留飛(雪印メグミルク)が130メートルで20位、竹内択(北野建設)は132・5メートルで22位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)は127メートルの24位だった。W杯ジャンプ男子は23日の団体戦で開幕する。

 ▼葛西紀明の話 飛行曲線が高くてテレマークを入れられなかったが、予選でやっといいジャンプができた。調整はイメージ通りにできた。直すところはない。

 ▼伊東大貴の話 飛び出し付近の風が不安定で変な迷いが生じた感じ。練習ではまだ良くないし、いけるぞという感じではないけど、まあまあだった。

 ▼清水礼留飛の話 公式練習は2回とも飛び出しで前に出すぎる悪い癖が出たが、予選は修正できた。調子はいいので団体、個人とも頑張りたい。

 ▼竹内択の話 予選は久しぶりで力が入った。上半身が上がりすぎて飛んだ。まだみんな手探りの状態だから他の選手を意識するよりも、自分のことを考えてやりたい。

 ▼渡瀬雄太の話 飛び出した後にスキーのバランスが悪かったが、まずまず。予選は通らないと話にならないのでそういう意味では良かった。(共同)

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2013年11月23日のニュース