前年日本一 常翔学園が花園出場逃す 東海大仰星に大敗

[ 2013年11月17日 17:15 ]

 来月開幕の第93回全国高校ラグビー大会の出場権を懸けた大阪大会が17日、東大阪市の花園ラグビー場で行われ、第92回大会覇者の常翔学園は第1地区決勝で東海大仰星に5―47で敗れ、花園出場を逃した。東海大仰星は2年ぶり14度目の花園出場となる。

 第2地区は大阪桐蔭が同志社香里を61―0で下して2年連続8度目、第3地区は大阪朝鮮高が常翔啓光学園を22―17で退けて5年連続8度目の花園行きを決めた。

 常翔学園は東海大仰星に開始早々にトライを許して浮足立った。最後まで攻守両面で精彩を欠き、花園で全国大会連覇に挑戦する権利も得られず、野上監督は「最初のところで流れをつかまれた。相手を乗せてしまった」と悔やんだ。

 優勝メンバーの大半は卒業し、この日は経験不足を露呈した。指揮官は学生スポーツならではの難しさを口にし「チームの歴史でこういうこともある。また一からつくり直して(優勝を)取り返しにいく」と誓った。

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2013年11月17日のニュース