日本女子 銅メダル グラチャンバレー ブラジルに敗れ36年ぶり金ならず

[ 2013年11月17日 19:50 ]

3-0のストレート負けにガックリと引きあげる木村沙織(中央)ら日本女子

 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)女子大会最終日は17日、東京体育館で行われ、ロンドン五輪銅メダルの日本は初優勝を目指し、五輪女王で4戦全勝のブラジルに挑むんだが、0―3で敗れ、国際大会36年ぶりの金メダルはならず、銅メダルに終わった。

 日本は第1セットで中道の連続サービスエースなどで6―1とリード。その後も点差を詰め寄られながら、石井、木村の強烈なスパイクが決まるなどしてリードを保ち続けてきたが、18―18に。一進一退の攻防はジュースにもつれ込み、27―27で石井が痛恨のサーブミスをすると、流れがブラジルへ行き27―29で落とした。

 第2セットは地力を発揮したブラジルが7連続ポイントを上げるなどして、日本は14―25で一蹴されると、第3セットでベテラン江畑を投入。劣勢のゲーム展開から14―14に追い付き、粘りを見せたが地力に勝るブラジルが徐々に点差を広げ、18―25で敗れた。

 世界ランキング2位の米国がドミニカ共和国を3―1で下し、4勝1敗の勝ち点10で銀メダルを獲得。ドミニカ共和国は1勝4敗の同3となった。

 アジア選手権覇者のタイは3―1でロシアを退けて初白星を挙げ、ともに1勝4敗の勝ち点4。

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2013年11月17日のニュース