谷原　今季初Ｖ　ツアー１０勝目　遼　１打及ばず２位

通算１３アンダーで優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる谷原秀人

　三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ最終日（１７日・静岡県太平洋クラブ御殿場＝７２４６ヤード、パー７２）首位で出た３５歳の谷原秀人が１バーディー、２ボギーの７３にまとめ、通算１３アンダーの２７５で今季初優勝、２０１０年８月以来のツアー１０勝目を挙げて賞金３０００万円を獲得した。

　昨年優勝の石川遼は６９で回り、通算１２アンダーで１打及ばず、川村昌弘、近藤共弘と並んで２位だった。さらに１打差の５位は平塚哲二で、小田孔明と金亨成（韓国）が６位。今季３勝で賞金王争いトップの松山英樹は７２と伸ばせず、３アンダーの２８位に終わった。（出場６０選手、晴れ、気温１４・３度、南西の風６・５メートル、観衆７００１人）