流通経大 全勝対決で今季初完封勝利!2年ぶりV

[ 2013年11月17日 05:30 ]

<流通経大・中大>勝利し、スタンドに向かってガッツポーズする流通経大フィフティーン

関東大学ラグビー リーグ戦1部 流通経大25―0中大

(11月16日 江戸川)
 リーグ戦1部の2試合が行われ、流通経大は中大との全勝対決で25―0と快勝し、2年ぶり2度目のリーグ戦グループ1部の優勝を決めた。昨年度得点王のSO合谷和(2年)が1トライ2ゴール2PGと活躍した。対抗戦は1試合が行われ、青学大が48―9で日体大を下した。青学大は上位5チームに出場権が与えられる大学選手権進出に望みをつないだ。

 ノーサイドの笛とともに、流通経大フィフティーンが拳を突き上げた。全勝対決を今季初完封で飾り、2年ぶりの栄冠。後半34分に勝利を決定付けるトライを奪ったNo・8の高森一主将(4年)は「頭が真っ白になった。うれしいです」と喜んだ。前半は中大ディフェンスの速いプレッシャーに苦しんだが、後半はフランカーのリサレ(2年)、WTBリリダム(3年)らが何度も大きなゲイン。合谷和は華麗なステップで相手をほんろうするなど1対1の局面で圧倒し、内山達二監督も「まだまだ伸びしろがある」と目を細めた。

 これで最近4シーズンは優勝2回、2位2回。05年から3チーム制を導入したことでチーム内の競争意識が高まり、常勝軍団の基礎を築きつつある。優勝した2年前は2軍に当たるチームに所属していた副将のフッカー植村(4年)も「自分の良さを出せた」と話した。

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2013年11月17日のニュース