日本代表 ツアー3戦目で初勝利もミス連発を猛省

[ 2013年11月17日 05:30 ]

 ラグビー日本代表は15日、英コルウィンベイでロシア代表とのテストマッチに臨み、40―13で快勝した。日本代表(ジャパン・フィフティーンを含む)の勝利は、今ツアー3戦目で初。前半を13―13の同点で折り返すと、後半に4トライを奪って突き放した。

 地力の差を見せての勝利。しかし、手放しでは喜べない。スコット・ワイズマンテル・ヘッドコーチ代行は「いいラグビーができていた。しかし前半は平均以下だった」と手厳しい評価を下した。

 前半3分にFB五郎丸がPGを決めて早々と先制点。しかし、その後は体格で勝るロシアの激しいプレッシャーを受け、ノックオンを連発した。その数、実に7つ。後半は計4トライを奪って突き放したが、2トライのCTBサウは「本来なら自分が前半から引っ張らなくてはいけない存在。自分のミスでチームに大きな代償を払わせてしまった」と自分が重ねた前半のミスを猛省した。

 今ツアーも23日のスペイン代表戦(マドリード)を残すのみ。結果、内容ともに有終の美にふさわしいものにする。

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2013年11月17日のニュース