学生体重別大会で全大学に暴力実態をアンケート

[ 2013年9月28日 19:30 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)と全日本学生柔道連盟は28日、日本武道館で行われた全日本学生体重別選手権に出場した全ての大学の指導者や選手らに、暴力行為に関する無記名のアンケート用紙を配った。一部は既に回収し、10月上旬にも集計する。

 部内の暴力行為が発覚した天理大の問題を受けたもので、暴力根絶活動の責任者を務める全柔連の山下泰裕副会長は「根絶のためには、まずは実態調査をしないといけないということ」と説明。学生連盟の佐藤宣践会長は開会式のあいさつで「柔道は教育でなければならない。暴力はそれを崩壊させてしまう」と呼びかけた。

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2013年9月28日のニュース