安藤美姫 3季ぶり復帰戦で2位「すごくハードな挑戦と実感」

[ 2013年9月28日 07:31 ]

女子フリーで演技する安藤美姫

 フィギュアスケートのネーベルホルン杯第2日は27日、ドイツ・オーベルストドルフで行われ、4月の女児出産を経て14年ソチ五輪を目指す安藤美姫(25=新横浜プリンスク)は合計162・86点で2位に入った。

 3季ぶり公式戦となった前日の女子ショートプログラム(SP)では59・79点をマークして2位スタートを切り、元世界選手権女王の貫禄を見せつけた安藤。フリーでは「火の鳥」のメロディーに乗って4種類の3回転ジャンプを成功させ、103・07点で4位となった。

 技術点は48・07点で、SPに続き、国際スケート連盟(ISU)が定める五輪出場に必要な最低技術点(36点)をクリア。それでも3回転を予定したサルコーが2回転になる場面もあり、安藤は「練習不足が目に見えて分かってしまった試合」と厳しい言葉を口にした。「すごくハードな挑戦なんだなと実感した。ただ、練習を重ねていけば、またトップの選手たちと戦えるようになると思う」と前向きに語った。

 ロシアの14歳、エレーナ・ラディオノワがSP、フリーともに1位の合計188・21点で優勝した。

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