床運動も「シライ」命名か 世界選手権で大技チャレンジ

[ 2013年9月28日 08:56 ]

 日本体操協会の竹内輝明審判委員長(国際審判員)は27日、世界選手権(30日開幕・アントワープ=ベルギー)に初出場する17歳の白井健三(神奈川・岸根高)が床運動で「後方伸身宙返り4回ひねり」を決めた場合に「シライ」と命名される可能性があることを明らかにした。

 体操では五輪や世界選手権で初めて成功した技に選手の名前が付けられる。床運動でF難度の大技は採点規則に明記されているが、成功例がないという。白井は新技「伸身ユルチェンコ3回ひねり」に挑戦する跳馬で注目を集めていた。

 加藤凌平(順大)はつり輪で新技申請をしており、平行棒の降り技「ヒロユキカトウ」を考案した日本代表コーチの父、裕之さんに続いて名前が残る可能性がある。(共同)

続きを表示

2013年9月28日のニュース