寺川 半年ぶり実戦で大会新V 女子100メートル背

[ 2013年1月20日 06:00 ]

招待選手として紹介された寺川綾は笑顔でギャラリーに手を振る

競泳コナミオープン第1日

(1月19日 兵庫県西宮市・コナミスポーツクラブ本店西宮)
 男子200メートル平泳ぎで2分7秒01の世界記録を持つ18歳の山口観弘(志布志DC)が2分12秒46で優勝した。今年初戦の山口は、50メートル平泳ぎは28秒93で2位だった。女子100メートル背泳ぎはロンドン五輪銅メダリストの寺川綾(ミズノ)が1分0秒52の大会新記録で制した。100メートルバタフライの男子は藤井拓郎(コナミ)が53秒38の大会新で勝ち、女子は加藤ゆか(東京SC)が59秒59で優勝。男子200メートル自由形は松田丈志(コスモス薬品)が1分50秒16で制した。

 五輪以来約半年ぶりの実戦で予選は泳ぎに違和感を覚えたというが、決勝で修正して自身が持つ日本記録58秒83に1秒69差で終えた。「予選から全力の全力。タイムは上がらないと思ったのでビックリ」と笑顔を見せた。「現役続行を決めたからには結果を残したい。日本で負けて世界には行けない」。今夏の世界選手権(バルセロナ)出場権を持っているが、4月の日本選手権で好タイムでの優勝を誓った。

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