遼、崖っ縁「自分で難しくした感じ」130位に後退

[ 2013年1月20日 06:00 ]

第2ラウンド、13番でラインを読む石川遼

USPGAツアーヒューマナ・チャレンジ第2日

(1月18日 米カリフォルニア州ラキンタ PGAウエスト・パーマーコース=6950ヤード)
 初日90位から巻き返しを狙った石川遼(21=パナソニック)は2日連続でパー5でバーディーを一つも取れず、伸ばせなかった。ラキンタCCを回り、2バーディー、2ボギーのイーブンパー72で通算2アンダーの130位に後退。米ルーキーイヤー初戦で予選落ちの危機に立たされた。首位はロベルト・カストロ(27=米国)ら2人の14アンダー。予選は3日間で3つのコースを日替わりで回る。

 石川は初日に続いてパー5のホールでバーディーなし。ハイスコアににぎわう試合で、すっかり蚊帳の外に置かれてしまった。前半11番で1メートル、13番でも2・5メートルのパットを外した。ともにパー5のバーディートライ。「全体的にコースは難しくないが、自分で難しくしていた感じがする」と肩を落とした。

 新年から新スイングに着手。そのためパット練習は少なく「試合を通して修正したい」と初戦を迎えるも、結果が出ない。モタモタしているうちに、今度は新スイングが不調。「きのうと感覚が違った。バックスイングで一番力が入る場所に収まっていない」。悪循環に陥り、後半はチャンスがほぼなかった。

 ラウンド後は「3日目は(通算)8アンダーぐらいを狙いたい」と意気込むも、初戦から崖っ縁に立たされた。

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2013年1月20日のニュース