アテネ五輪7位 坂本直子 引退表明「引き際かなと思った」

[ 2013年1月20日 17:48 ]

 女子マラソンで2004年アテネ五輪7位入賞の坂本直子(32)=天満屋=が20日、現役引退を表明した。坂本は「世界で戦いたい気持ちはあるけど、そういう練習ができず、引き際かなと思った」と理由を説明した。この日行われた選抜女子駅伝北九州大会が、現役最後のレースとなった。

 坂本は兵庫・県西宮高から1999年に天満屋入り。03年の大阪国際で初マラソン日本最高の2時間21分51秒をマークして3位に入り、同年の世界選手権パリ大会では4位に入賞した。04年の大阪国際で初優勝し、五輪代表の座を勝ち取った。

 アテネ五輪以降も期待を集めたが、度重なる故障に泣き、08年北京五輪、昨年のロンドン五輪と出場はならなかった。

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2013年1月20日のニュース