渡部暁 追い上げ6位、永井は8位 W杯複合個人第8戦

[ 2013年1月20日 00:15 ]

後半距離で力走する渡部暁斗

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は19日、オーストリアのゼーフェルトで個人第8戦を行い、エースの渡部暁斗(北野建設)は前半飛躍(HS109メートル、K点99メートル)の13位から後半距離(10キロ)で盛り返し、6位に入った。

 ジャンプで4位につけた永井秀昭(岐阜日野自動車)が距離でも粘り、W杯自己最高の8位に入った。前半6位のエリック・フレンツェル(ドイツ)が逆転優勝し、通算4勝目となる今季初勝利をマークした。

 加藤大平(サッポロノルディックク)が20位、渡部善斗(早大)は32位、湊祐介(東京美装)は36位だった。

 ▼渡部暁斗の話 いい走りだった。最後は力尽きた。まあトップ集団をつかまえられたのでよしとしましょう。まだ(ジャンプに)波がある。

 ▼永井秀昭の話 先頭集団で(距離を)走ったのは初めて。感慨深い気持ちはあった。確実に階段を上っていると思う。自信にしたい。(共同)

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2013年1月20日のニュース