女子形個人は世界王者・宇佐美が４連覇　全日本選手権

　全日本空手選手権が９日、東京の日本武道館で行われ、１１月にパリで行われた世界選手権のメダリストらが熱戦を繰り広げた。女子形個人では同選手権金メダルの宇佐美里香（鳥取県教委）が４連覇を達成。「世界一になってからも、気を緩めることなく練習して結果を出せた」と胸を張った。

　空手は２０２０年夏季五輪での採用を目指しており、会場には「目指せオリンピック」という横断幕が掲げられた。全日本空手道連盟の栗原茂夫副会長は「東京五輪で柔道が実施種目になったように、２０年では空手が入ればベスト。五輪招致と一体となって取り組みたい」と話した。