高橋、羽生が1、2位独占!日本男子GPファイナル初制覇

[ 2012年12月9日 00:37 ]

フィギュアスケートのGPファイナルで初優勝した高橋大輔のフリーの演技

 ソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日、男子フリーを行い、ショートプログラム(SP)1位だった高橋大輔(26=関大大学院大)がシーズンベストの177・11点をマーク。合計269・40点で日本の男子選手としては初めてGPファイナルを制した。

 日本勢は4人出場。SP3位の羽生結弦(18=宮城・東北高)は2つ目の4回転ジャンプが回転不足で2回転となったものの、177・12点、合計264・29点ともにパーソナルベストで2位に。2度目のGPファイナルで初めて表彰台に乗った。

 SP4位の小塚崇彦(23=トヨタ自動車)はシーズンベストとなる166・68点をマーク。合計253・27点としたが4位。SPで出場選手6人中6位となった町田樹(22=関大)はフリーでも伸ばせず128・05点止まり。合計198・63点で初のGPファイナルは6位に終わった。

 3連覇を狙ったパトリック・チャン(21=カナダ)は169.39点で合計258・66点にとどまり3位だった。

 ▽小塚崇彦の話 最初に跳べたのにミスが出てしまった。SPでもフリーでも1回目は跳べたのに次にミスをして、もっと練習が必要だなと思った。今日の結果は宿題だと受け止めたい。

 ▽パトリック・チャンの話 正直きょうの演技にはとてもがっかりしている。もっと向上したいと渇望する気持ちになった。

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