男子強化本部長に水鳥氏 女子は小林氏

[ 2012年12月9日 16:47 ]

 日本体操協会は9日の理事会で、2016年リオデジャネイロ五輪体操男子強化本部長に04年アテネ五輪団体総合金メダリストの水鳥寿思氏(32)、女子強化本部長に小林隆氏(46)、体操と新体操、トランポリンを統括する新設の強化戦略本部長に元オランダ代表強化スタッフの浜田貞雄氏(66)を決めた。新体操強化本部長は山崎浩子氏(52)が留任した。

 役員改選で、新たに副会長に1984年ロサンゼルス五輪男子個人総合王者の具志堅幸司氏(56)、理事にアテネ五輪金メダリストの米田功氏(35)が就いた。二木英徳会長(75)は7期目。任期は来年4月から2年。

 同協会は男子団体総合で中国に敗れたロンドン五輪後に種目別のスペシャリスト育成の方針を打ち出し、10人の強化担当の候補から水鳥氏を選んだ。二木会長は「種目別の強化という考え方が一致した。浜田氏には若い水鳥氏のサポートも期待したい」と話した。

続きを表示

2012年12月9日のニュース