高橋 “分業制”で好結果 モロゾフコーチ「世界で最高のスケーターだ」

[ 2012年12月9日 07:36 ]

フリーで演技する高橋

フィギュアスケート GPファイナル最終日

(12月8日 ロシア・ソチ)
 ついに日本男子が頂点に立った。男子フリーが行われ、SP首位の高橋大輔(26=関大大学院)が177・11点をマーク。合計を269・40点とし、日本男子として初めてファイナルを制した。

 ファイナルのテーマは明確だった。今、自分が世界でどの位置にいるのか――。日本男子は過去最多の4人、そして世界王者のチャン、急成長中のフェルナンデスも参戦。「他の5人と自分を比べてみたい」。

 今季序盤は4回転ジャンプが決まらずに苦しんだがSPで成功。フリーへとつなげた。今季からニコライ・モロゾフ・コーチと4季ぶりにタッグ。メンタル面は長光歌子コーチ、ジャンプは本田武史コーチが担当する“分業制”で好結果を生み出した。

▼ニコライ・モロゾフ・コーチ(高橋は)最初の4回転ジャンプは凡ミスで失敗したが、2度目を決めたことが大きい。SPの後は帰ってリラックスしなさい、フリーは新たな戦いになると言った。ダイスケは世界で最高のスケーターだ。

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