日馬富士 出直し誓う「私はこれから 全身全霊でぶつかっていく」

[ 2012年12月9日 17:35 ]

 大相撲秋場所後に第70代横綱となった日馬富士の昇進披露パーティーが9日、東京都内で開かれ、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)や元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏ら約1600人が出席した。

 日馬富士は新横綱として臨んだ11月の九州場所で終盤戦に5連敗を喫し、まさかの9勝止まり。開宴前の記者会見で「私はこれからなので、心と体を鍛えて全身全霊でぶつかっていく」と来年1月の初場所での出直しを誓った。

 2桁勝利を逃す失態を批判した横綱審議委員会の鶴田卓彦委員長だが、この日のスピーチでは「スピード感のある相撲を取って、何十回も優勝を重ねて金字塔を打ち立ててほしい」と温かく激励。日馬富士も壇上のあいさつで「感動と喜びを与え続ける相撲を取っていきます」と抱負を述べた。

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2012年12月9日のニュース