羽生 高橋に及ばず2位「日本男子選手として追うべき存在」

[ 2012年12月9日 01:11 ]

男子フリーで演技する羽生結弦
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フィギュアスケート GPファイナル

(12月8日 ロシア・ソチ)
 2度目のGPファイナルで、前回の4位から2位に躍進した羽生は「率直に嬉しいのと、自分の演技に対する悔しさが残っています」と複雑な表情。フリーの177・12点、合計264・29点ともにパーソナルベストの点数となったが、4回転サルコーは2回転になっただけに悔しさも残った。

 高橋に及ばず2位という結果には「やはり日本男子の選手として(高橋は)追うべき壁だなと思いますし、あこがれる先輩だと思うので、高橋選手のようなエースになれるよう頑張りたいと思います」と話した。

 7日に18歳の誕生日を迎えたばかりの羽生は、来シーズンに控えるソチ五輪へ向け「SP、フリーしっかりそろえられなかったので、あと1年しっかり力をつけたいと思います」と意気込んだ。SPで歴代最高となる95・32点をマークしたNHK杯は、フリーでジャンプの失敗が目立った。フリーでパーソナルベストを出した今大会はSPのコンビネーションジャンプが乱れた。ともにベストを出せれば、五輪でも金が見えてくる。

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