羽生「納得いく演技できた」手応えの帰国

[ 2011年11月30日 06:00 ]

フィギュアスケートのロシア杯で優勝し、帰国した羽生結弦

 ロシア杯で日本男子最年少のGPシリーズ制覇を達成した羽生結弦(16=東北高)もこの日、帰国した。「納得いく演技ができた充実感がある」と初優勝を振り返った16歳は、初出場のファイナルに向け「プログラムに対する練習方法とかを見直して、短時間でも効率よく練習したい」と短期集中トレーニングで臨む。

 東日本大震災で拠点の仙台市のリンクが損壊。オフはアイスショーを転々としたが、拠点リンクが修復された今は慣れ親しんだ氷で汗を流すことができる。「(ファイナルは)初めてなんで、とにかく思い切ってやりたい」。被災地の期待も背負って、大舞台に挑む。

 【GPファイナル男子の出場者】チャン(20=カナダ)、高橋 大輔(25=関大大学院)、アボット(26=米国)、ブレジナ(21=チェコ)、フェルナンデス(20=スペイン)、羽生 結弦(16=東北高)

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2011年11月30日のニュース