「個人のミス」を悔やむカーワンHC「十分勝てるところまでできた」

[ 2011年9月27日 15:36 ]

試合後、小野沢と抱き合うカーワン・ヘッドコーチ

 ラグビーのW杯ニュージーランド大会第16日が27日に行われ、すでに1次リーグ敗退が決まっているA組の日本はニュージーランド北島ネイピアのマクレーンパークでカナダと対戦。23―23(前半17―7)で引き分け、1991年大会のジンバブエ戦以来、20年ぶりのW杯勝利を逃した。

 目標だった「本大会2勝」どころか、1分け3敗で大会を終了。日本代表のカーワン・ヘッドコーチは試合後、「十分勝てるところまでできた。残念」と心境を語った。終了5分前まで8点リードしながら、4年前の前回大会と同じ引き分けで終了。指揮官は勝利を逃した理由として「個人のミスが多い。最後の15分間でエネルギッシュさが欠けていた」とし、最後は日本語で「ミナサン、ゴメンナサイ」と話した。

 ▼カーワン・ヘッドコーチの話 勝てる試合だっただけに残念。ミスが多発したのが勝利を逃した原因。W杯では精神、肉体の激しさが他のどの試合ともまるで違う。日本では素晴らしい時間を過ごすことができた。

 ▼小野沢宏時の話 悔しい。試合前に感情的になるなと自分で言っていたのに感情的になった。若いな、と思う。結果を出せず、すいませんでした。

 ▼菊谷崇の話 残念。自分たちが得点できるパターンでミスが起こった。ペナルティーも多かった。相手を仕留める時間に、相手にボールを持たせてしまった。

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