福士残り200で先頭も失速4位

[ 2010年11月22日 06:00 ]

 【広州アジア大会陸上】女子1万メートルは06年ドーハ大会を制した福士は残り2000メートルで先頭に躍り出たが、最後はインド選手のスパートに屈して4位。女子1万メートルが採用された1986年ソウル大会から続いていた日本勢のメダル獲得も6大会でストップし「3位の方がいいのは分かっていたけど、最後はいけなかった。ラスト強いっすねえ」と脱帽した。今後は12月19日の全日本実業団女子駅伝に出場。「冬は駅伝のことしか考えていない」とワコールのエースとしての活躍を誓った。

 ≪早狩は6秒遅れで銅メダル≫女子3000メートル障害日本記録保持者で37歳の早狩は、トップから約6秒遅れで銅メダル。出場6選手中、最速の自己ベストを持っていたが、金メダルには届かなかった。「目標は優勝だったけど、最低ラインの走りはできた」。スタート直後に他の選手と接触するなど厳しいレースとなり、「こんなに走りにくいレースは初めて」と苦笑い。集大成の12年ロンドン五輪へ、この経験を生かしていく。

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2010年11月22日のニュース