喜びかみしめる福島 勝ったか「分からなかった」

[ 2010年11月22日 21:44 ]

 【広州アジア大会】陸上女子100メートルを制した福島は喜びをかみしめるように、丁寧に質問に答えた。

 ――心境は。
 「うれしい気持ちでいっぱい。自分の走りをするだけだと思ってスタートラインに立った。ここで安心しないで、この気持ちが最終日まで続くようにしたい」
 ――いつ勝ったと分かったか。
 「(ゴール直後は)ちょっと分からなかった。日の丸を(スタンドから)投げてもらった時に優勝したのを確認した」
 ――44年ぶりの金。
 「みんなが目指してきたところ。また44年ぶりとか何年ぶりとかならないように、毎回しっかりやっていきたい」
 ――広州の印象は。
 「広州では去年もアジア選手権で走ったが、すごく走りやすい印象があった。すごく楽しみにここに来られた」
 ――アジア1位の意味。
 「アジアから世界へとつなげたい。来年の世界選手権、2年後の五輪へいいきっかけになる」(共同)

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2010年11月22日のニュース