クルム伊達ぐったり銅 「40歳ですから」

[ 2010年11月22日 06:00 ]

中国選手に敗れ、銅メダルに終わったクルム伊達

 【広州アジア大会テニス】女子シングルス準決勝で、世界ランク46位のクルム伊達公子(40=エステティックTBC)は、同72位の彭帥(24=中国)に6―7、6―3、2―6で敗れた。優勝した94年広島大会以来の決勝進出を逃して銅メダルに終わり「あまりいいパフォーマンスじゃなかった。思うような展開をつくれなかった」と肩を落とした。

 16年ぶりに再挑戦したアジアの舞台。団体戦、森田とのダブルス、シングルスで7日間で7試合を戦い、シングルスと団体の銅2つ。疲れは10月中旬から「ピークにきていた」そうで「40歳ですからね。疲れないと言ったらロボットになってしまう」と、ぎりぎりの戦いだったことを明かした。
 今大会で年内の試合は終了。来季に向け「来季はグランドスラムでいいパフォーマンスを見せられるようにしたい」とさらなる飛躍を誓った。

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2010年11月22日のニュース