女子フルーレ団体で4大会ぶり銀

[ 2010年11月22日 21:38 ]

 【広州アジア大会】フェンシング女子フルーレ団体の日本は初優勝を目指した決勝で韓国に27―45で敗れたが、4大会ぶりに銀メダルを獲得した。韓国は4連覇を果たした。男子サーブル団体の日本は準決勝で中国に完敗し、2大会連続の銅メダルだった。中国が2連覇した。

 格上の韓国に決勝で敗れたが、女子フルーレ団体の日本は準決勝で中国に競り勝ち、この種目で4大会ぶりの銀メダルを手にした。吉沢は「中国を確実に引き離し、韓国を追い上げたい」とさらなる飛躍を誓った。
 準決勝は中国選手の得点のたびに大歓声。それでも池端は「中国側の応援を自分たちの応援と考えるぐらいの気持ちでやれた」と言う。「何度もやっている相手なので研究されていた」という吉沢が序盤苦戦。中国にリードを許したが、西岡や池端が伸びのあるアタックや、間合いを見切った後の切り返しで得点を重ね、競り勝った。
 中国戦後は歓喜に浸った3人も、韓国に敗れた後は唇をかみしめた。池端は「韓国はチャンスを確実にものにしてくる」と力の差を痛感していた。(共同)

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2010年11月22日のニュース