カバディ日本男子 初戦で強豪バングラデシュ破る

[ 2010年11月22日 19:44 ]

 【広州アジア大会】カバディ1次リーグB組の日本男子は初戦で、過去全5大会でメダルを獲得している強豪バングラデシュを15―13で破った。女子には日本は出場していない。

 カバディで初戦に臨んだ日本が、メダル常連の強豪バングラデシュから“金星”を挙げた。キャプテンの井藤(円満寺)は「チームワークで相手を上回った」。選手たちは試合終了の瞬間、ベンチを飛び出した控えメンバーらと抱き合って快挙を喜び合った。
 攻撃では「カバディ、カバディ」と息継ぎせずに唱えながら相手にタッチ、守備では自陣に入った敵と間合いをはかりながら、すきを見て取り囲む。ラグビー顔負けの激しいタックルで、けがの絶えないスポーツだ。
 前半を6―5で折り返し、後半にリードを広げた。判定をめぐって試合が一時中断した後、終盤はリズムを失って追い上げられた。懸命の守備で何とか2点差で振り切った。次は前回銀メダルのパキスタン戦。井藤は「しっかり守備をしたい」と汗をぬぐった。(共同)

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2010年11月22日のニュース