トヨタ自動車 逆転勝ちで堅首

[ 2010年5月17日 06:00 ]

 スポニチ後援日本女子ソフトボールリーグは16日、3会場で6試合が行われ、開幕から無敗のトヨタ自動車が打撃戦の末、前薗の満塁本塁打で9-5と日立ソフトウェアに逆転勝ちして首位を守った。ルネサスエレクトロニクス高崎と豊田自動織機も1敗をキープした。

 <豊田自動織機 バークハート今季初完封>バークハートがデンソーを内野安打2本に抑えて今季初完封。3-0で勝ち「80%は思うところに投げることができたね」と笑顔を見せた。同じ刈谷に本社を置くデンソーとの“刈谷ダービー”とあって4100人の観客が詰めかけ、外野席まであふれるほど。毎回、熱い応援合戦が繰り広げられる負けられない試合だけに、今季就任の永吉監督は「勝ててよかった」と喜びながら選手をねぎらっていた。

 <佐川急便 今季初の2ケタ安打>今季初の2ケタ安打で戸田中央総合病院に6-2で快勝。「久しぶりに打線がつながった」と山根監督もご機嫌だった。前日にひざを痛めた中村に代わり1番に起用された松下が、初回に左中間二塁打して宗利の犠飛で生還。3回には左前打でチャンスを広げ、4回にも2死二塁から右中間二塁打と大暴れ。「今年初先発だったので1本は打ちたかった。3本も打てて最高です」と声をはずませた。

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2010年5月17日のニュース