平塚まさかの“Uターン”で天仰ぐ

[ 2010年5月17日 06:00 ]

 【日本プロ選手権】谷口と並んで首位から出た平塚は決めればプレーオフとなった18番の4メートルのバーディーパットを数センチ外すと天を仰いだ。

 17番でも6メートルのバーディーパットがカップをのぞくほど近づいたが、傾斜でまさかの“Uターン”。「入ったと思ったのに手前に戻ってきた。谷口さんからもあれはないよなと言われた」と嘆き節。それでも、4番でトリプルボギーを叩きながら盛り返す底力も見せ「今まで以上に精神的にも強くなっている」と収穫も強調した。

 ≪藤田 メジャー初勝利はお預け≫ショットに苦しんだ藤田はアプローチとパットで粘りを見せたが、3位に終わりメジャー初勝利はお預けとなった。勝負どころの15番でティーショットを曲げるなど「懸念していたフックが出た。まだ、日本プロを獲れるような選手じゃないということ」とがっくり。「ショットがまっすぐ行かない中でよくやった。ある意味、天才かもしれないけど、天才ではチャンピオンになれない」と自ちょう気味に話した。

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2010年5月17日のニュース