十両の琴春日 西でただ一人勝つ

[ 2010年5月17日 19:23 ]

 十両の14番中、13番で東の力士が勝った。日本相撲協会広報部にこうしたたぐいの資料は残ってないというが、東西で極端に勝ち負けが偏る“珍事”となった。

 西から出てただ一人白星を挙げたのが琴春日。最後から4番目に登場し「電光掲示板が見えて、あっと思った。意識しちゃいました」と明かす。だが土俵では豊桜を送り倒し、西が全敗する不名誉な記録を阻止した。
 結局、残り3番も西の力士は全員黒星。「(勝ったのは)自分だけですかあ。珍しいですね」と、笑みが絶えなかった。

続きを表示

2010年5月17日のニュース