藍 体調不良「眠れない」49位に後退

[ 2010年5月17日 06:00 ]

 USLPGAツアーのベルマイクロ・クラシック第3日は15日、米アラバマ州モービルのRTJトレール・マグノリアグローブ(6532ヤード、パー72)で行われ、宮里藍(24=サントリー)は7ラウンドぶりのオーバーパーとなる75を叩いて通算イーブンパーにスコアを落とし、上田桃子(23=ソニー)らと並び49位に後退した。宮里美香(20=フリー)は通算2アンダーの33位。朴セリ(32=韓国)ら3選手が通算13アンダーで首位に並んだ。(モービル・宮下幸恵通信員)

 カラーからのものも含めて3パットのボギーが3度。生命線のパットが決まらず3連続ボギーなどで後退した宮里藍は、「集中力がいまひとつ。大事なところでガッと(集中力が)わいてこなかった」と振り返った。

 プロアマ戦を体調不良で欠場した。日に日に回復しているが「きのうも何度も目が覚めて眠れなかった」。メキシコ、日本を転戦した影響で疲労の色は濃い。目の下にうっすらクマもある。それでも「うまく気分転換して、あしたはうまくゲームをつくれればいい。集中力が出ればアンダーパーも出せる」と前を向いた。

 ライバルに刺激も受けた。口蹄疫被害の出ている地元・宮崎県に寄付活動を始め、結果も出している横峯に「それ(寄付)を自然にサラッとできるのが凄い。いろんな人に支えられて頑張っている分、恩返しをしないといけないし、私もしていきたい」。最終日は上位を目指しチャージを仕掛ける。

続きを表示

2010年5月17日のニュース