19歳溝江 ツアー最年少優勝記録更新

[ 2010年5月17日 06:00 ]

田中姿子とのペアで優勝した19歳の溝江明香

 ビーチバレー国内ツアー第2戦大日本印章オープン最終日は16日、愛知県知多市・新舞子マリンパークで女子決勝が行われ、田中姿子=しなこ=(34=エコ計画)、溝江明香=さやか=(19=産業能率大)組が浦田聖子(29)、西堀健実(28=ともにフリー)組を2―0で破り国内ツアー初優勝を飾った。溝江はこれまでのツアー最年少優勝記録(24歳)を大幅に更新した。

 優勝決定の瞬間、15歳年上の田中と抱擁を交わした溝江は「(田中)姿子さんに引っ張ってもらっていい結果が出た」と笑顔を見せた。都立駒場高3年夏にビーチに転向し、女子ジュニア選手権で優勝を経験。昨季は菅山と組んだが結果を出せず、今季からベテランの田中とペアを結成し意識が高まった。16年リオデジャネイロ五輪でのメダル獲得を目標に、12年ロンドン五輪も視野に入れる。実力と美ぼうを兼ね備えた19歳は「日本のトップで勝っていきたいし、世界でも勝っていきたい」と言い切った。

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2010年5月17日のニュース