賞金女王と堂々ラウンド!19歳・藤本、2差発進

[ 2010年5月15日 06:00 ]

ホールアウトし、ほっとした表情の藤本

 女子ゴルフツアー・フンドーキン・レディース第1日は14日、福岡県朝倉市の福岡センチュリーゴルフ倶楽部(6520ヤード、パー72)で行われ、19歳の藤本麻子(フリー)が首位と2打差の5位につけた。2人の賞金女王と同組のラウンドで3バーディー、2ボギーの1アンダーで回り、プロ初優勝へ向け好発進した。首位には不動裕理(33=フリー)、横峯さくら(24=エプソン)ら3人が3アンダーで並んだ。地元福岡出身の馬場ゆかり(27=フリー)が2番でホールインワンを達成し、4位につけた。

 古閑、横峯という賞金女王2人とのラウンドにも、藤本は堂々としていた。ショットが好調な横峯に「グリーンを外さずにバーディーが取れる」と感心しながらも、自身もバーディーを3つ奪って5位発進。「先週よりショットが良くなってきた。特に良かったのは、自分の気持ちをしっかりコントロールできたこと」と満足そうに話した。
 実質1年目のシーズンで開幕から8戦連続予選落ちなし。既に賞金約1400万円を稼ぎ、早くも来季のシード権が見えてきたが、前週のサロンパス・カップでは初日に84を叩いてついに予選落ちした。だが「土日は岡山の自宅でゆっくり過ごした」とリフレッシュ。テレビ観戦で、戦いの場に自分がいない悔しさも味わった。この日もラウンド後はパットやアプローチなど夕方まで練習。初優勝を狙う残り2日間へ余念がなかった。

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2010年5月15日のニュース