予選6戦全勝で突破!市川、目標は「8強入り」

[ 2010年5月15日 06:00 ]

 フェンシング高円宮牌W杯東京大会第1日は14日、駒沢体育館デ男子フルーレの予選を行い、日本勢は予選リーグ6戦全勝で全体3位だった市川恭也(27=警視庁)ら8選手が通過した。北京五輪銀メダリストで現在世界ランク3位の太田雄貴(24=森永製菓)ら上位16人は予選免除。15日の64選手による本戦には太田を含め、日本勢9人が出場する。

 市川が日本勢でただ一人、予選リーグで全勝し本戦出場を決めた。昨年は右ひじの故障で約4カ月間も競技から離れ、30位台だった世界ランクは100位以下まで下降。しかし、今月1日の上海GPでベスト16入りし、世界ランクは76位まで浮上した。「剣を握れないときに持久力を鍛えたのがいい結果につながっているのかな」と笑う27歳は「W杯では初の8強入りを目標に」と本戦に向け気持ちを切り替えた。

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2010年5月15日のニュース