パウエルが9秒81で優勝、ボルトは出場せず

[ 2010年5月15日 09:24 ]

 国際陸連が今季新設したトラック大会の最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグの第1戦は14日、ドーハで男女計15種目を行い、男子100メートルは前世界記録保持者のアサファ・パウエル(ジャマイカ)が追い風2・3メートルの参考記録ながら、9秒81で優勝した。世界記録を持つウサイン・ボルト(ジャマイカ)は出場していない。

 女子400メートルは昨年の世界選手権200メートルで3連覇を達成したアリソン・フェリックス(米国)が50秒15で勝ち、同走り高跳びはブランカ・ブラシッチ(クロアチア)が1メートル98で制覇。男子400メートル障害はバーショーン・ジャクソン(米国)が48秒66で競り勝った。

 ダイヤモンドリーグは昨季まで欧州の6大会で構成されたゴールデンリーグに代わり、開催地をアジアや北米まで拡大して14大会でスタート。全体の賞金総額は600万ドル(約5億5800万円)を超え、種目別総合優勝者に4カラットのダイヤモンドが贈られる。(共同)

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2010年5月15日のニュース