葛西日本記録も１２位…伊東は２０位

　ノルディックスキー・ジャンプのフライング世界選手権は２０日、スロベニア・プラニツァで、４回の合計得点で争う個人（ＨＳ２１５メートル、Ｋ点１８５メートル）の後半を行い、前半１３位の葛西紀明（土屋ホーム）は２２０・５メートルと日本記録の２２４メートルを飛び、８１７・１点で１２位となった。

　バンクーバー冬季五輪２冠でＷ杯総合も制したシモン・アマン（スイス）は４回目に世界記録に２・５メートル差に迫る２３６・５メートルをマークし、９３５・８点で初優勝した。伊東大貴（雪印）は７４３・５点で２０位だった。日本は栃本翔平（雪印）が負傷から回復しなかったため、２１日の団体を欠場。この試合が今季最終戦となった。