最年少は危機管理担当33歳の玉ノ井親方

[ 2010年3月21日 16:33 ]

 日本相撲協会は21日、大阪府立体育会館で理事会を開き、2月に一時解散していた生活指導部特別委員会の新しいメンバーを発表した。委員長には広報部、生活指導部長の陸奥理事(元大関霧島)が就任した。4月の会合から再開する。

 中村副理事(元関脇富士桜)と八角生活指導部副部長(元横綱北勝海)が副委員長となった。五つの一門から代表する親方衆はいずれも30代から40代と若く、危機管理担当として入った33歳の玉ノ井親方(元大関栃東)が最年少。陸奥委員長は「若い世代の意見を幅広く取り入れたいという意味がある」と説明した。漫画家のやくみつる氏らが務めてきた外部有識者委員の起用は続けるが、人選は未定となっている。
 特別委は序ノ口力士暴行死事件を受け、2007年10月に再発防止検討委員会(旧称)として発足した。

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2010年3月21日のニュース