世界王者の内村に3百万円の報奨金

[ 2010年3月21日 18:41 ]

 日本体操協会は21日、昨年の世界選手権の男子個人総合で優勝した内村航平(日体大)に約300万円、女子でメダル2個を獲得した鶴見虹子(朝日生命ク)に約110万円の報奨金を授与した。内村は、同協会の初代会長、故平沼亮三氏にちなみ、五輪と世界選手権の個人総合王者に贈られる「平沼賞」も受賞し「素晴らしい賞をいただいて光栄。これからも頑張っていきたい」と感謝の言葉を口にした。

 同日の評議員会では、10月の世界選手権(オランダ)の男子団体総合、個人総合、種目別でいずれも金メダルを目標に掲げた2010年度の政策方針を承認。二木英徳会長は、バンクーバー冬季五輪で同じ採点競技のフィギュアスケートの浅田真央(中京大)らが活躍したのを引き合いに出し「体操ニッポンも、フィギュアに負けないで日本に元気を与えたい」と意気込んだ。

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2010年3月21日のニュース