田畑15位 穂積は22位と出遅れ

[ 2010年3月21日 07:38 ]

 スピードスケートの世界選手権第2日は20日、オランダのヘーレンフェインで行われ、女子で前回総合4位の穂積雅子(ダイチ)は2種目合計83・738点で22位と大きく出遅れ、最終種目の5000メートル進出は絶望的となった。

 500メートルで21位だった穂積は、得意の3000メートルも4分14秒27の14位に沈んだ。田畑真紀(ダイチ)が2種目合計82・903点で15位とし、石沢志穂(岸本医科学研究所)は83・381点で20位。イレイン・ブスト(オランダ)が80・390点で首位に立った。
 男子は3種目目の1500メートルを終わりジョナサン・クック(米国)が首位。4連覇の懸かるスベン・クラマー(オランダ)が小差で2位に続き、平子裕基(開西病院)は22位で最終種目の1万メートルに進めなかった。

 ▼田畑真紀の話 久しぶりの3000メートルで疲れた。滑りは安定しているので、何も変える必要はない。1500メートルは思い切ったレースをしたい。

 ▼穂積雅子の話 体が動かなかった。3周目から(ラップが)どんどん落ちて止まらなかった。こういうレースをしてはいけない。来年リベンジしようと思う。

 ▼石沢志穂の話 500メートルは慌てずに滑れた。3000メートルはリズムは悪くなかったが、重心の位置がずれていて、コーナーで加速しなかった。(共同)

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2010年3月21日のニュース