全中スケート開幕!フィギュアは村上、羽生が連覇

[ 2010年1月30日 18:39 ]

 第30回全国中学校スケート大会は30日、長野市ビッグハットで開幕し、ショートプログラム(SP)だけによるフィギュアの女子は、昨年12月のジュニアグランプリ(GP)ファイナルを制した村上佳菜子(愛知・前津)が54・32点で2連覇を達成した。河西歩果(山梨・三珠)が2位。男子は同じくジュニアGPファイナル覇者の羽生結弦(宮城・七北田)が73・20点で3連覇を果たした。日野龍樹(東京・武蔵野)が2位だった。

 スピードは31日に長野市のエムウエーブで競技を開始。フィギュアは2月1日、スピードは同2日まで実施される。

 ≪村上、圧勝にも「最悪」≫2位以下を大きく引き離しての女子2連覇にも村上は「最悪でした。悔しい」と苦笑いを浮かべた。
 序盤に3回転の連続ジャンプを予定していたが、1本目が「2回転になっちゃった」。全体的に演技のスピードも物足りなかったと反省した。
 15歳のホープが次に見据えるのは、すでに代表入りが決まっている3月の世界ジュニア選手権(ハーグ=オランダ)。世界の舞台に向けて「きょうは良くなかったので、そういうところを一切見せないように練習したい」と決意を語った。

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2010年1月30日のニュース