ヒルシャーが2勝目/W杯男子大回転第6戦

[ 2010年1月30日 23:02 ]

 大回転第6戦を行い、第3戦でW杯初優勝した20歳のマルセル・ヒルシャー(オーストリア)が合計タイム2分31秒30で2勝目を挙げた。

 日本勢は大越龍之介(東海大)が1回目に47位で上位30選手による2回目進出を逃し、石井智也(東海大)は1回目に途中棄権した。チェーティル・ヤンスルード(ノルウェー)が2位で、テッド・リゲティ(米国)が3位だった。

 ≪大越、筋断裂を押して出場≫21歳の大越は出場3戦目のW杯大回転で初めて1回目をゴールまで滑りきったが、30位のタイムに2秒37及ばなかった。
 前日のレースで転倒し、左脚に軽い筋断裂を起こしたという。「どうしても出たかった」と痛み止めを飲んで出場したが「(コースの)上の方は良かったけど、下は脚が思うように動かなかった」と力を出し切れなかった。今季W杯はこれが最後。2月以降は欧州カップや国体で成長を期す。(共同)

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2010年1月30日のニュース