朝青に反省の色ナシ?皇司引退相撲に参加も無言貫く

[ 2010年1月30日 19:31 ]

元幕内皇司の若藤親方の引退相撲に参加後、東京・両国国技館を引き揚げる横綱朝青龍

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 大相撲初場所中に泥酔して知人男性を暴行したとされる横綱朝青龍が30日、東京・両国国技館で行われた元幕内皇司の若藤親方の引退相撲に参加し、問題が表面化してから初めて公の場に姿を現した。朝青龍関と師匠の高砂親方(元大関朝潮)は25日に日本相撲協会から厳重注意を受けた際、暴力をふるった相手を個人マネジャーだったと虚偽報告していた。
 朝青龍関は午後1時すぎに国技館に到着。支度部屋の一番奥で寝転がり、親しい関係者やモンゴル出身力士と談笑した。若藤親方の断髪式では力士会代表としてはさみを入れ、横綱土俵入りも予定通りに披露。取組では横綱白鵬と結びの一番を務めた。
 しかし、取組後の支度部屋では無言。報道陣から「暴行の事実は本当か」「まだ相撲を取り続けたい気持ちはあるか」などと質問されても、険しい表情で前を見つめるだけで、反省の色は薄かった。
 支度部屋の関取衆は処分内容に関心を寄せ「もう解雇でしょう」との声や「どうせ出場停止1場所程度の“大甘裁定”じゃないの」といった、さまざまな意見が飛び交った。

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2010年1月30日のニュース