渡部、自己最高の3位/W杯個人第15戦

[ 2010年1月30日 20:16 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は30日、オーストリアのゼーフェルトで個人第15戦を行い、バンクーバー冬季五輪代表の渡部暁斗(早大)が3位となり、W杯で初の表彰台に立った。日本勢の表彰台は2008年11月30日に高橋大斗(土屋ホーム)が3位となって以来。

 渡部は前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で96・5メートルの大飛躍を決め、首位と20秒差の3位でスタートした後半距離(10キロ)で踏ん張って、3位を守った。
 エリック・フレンツェル(ドイツ)が今季初、通算2勝目を挙げた。小林範仁(東京美装)は5位、湊祐介(東京美装)は11位、加藤大平(サッポロノルディックク)は13位。高橋は体調不良の影響で欠場した。
 今大会はW杯総合首位のジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)や米国勢など、W杯総合上位10人のうち6選手が欠場した。
(共同)

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2010年1月30日のニュース