復帰のアームストロング「緊張と興奮入り交じる」

[ 2009年1月17日 17:42 ]

記者会見で現役復帰の抱負を語るランス・アームストロング

 自転車ロードレースの最高峰といわれるツール・ド・フランスで7連覇を達成し、2005年に引退したランス・アームストロング(37)=米国=が17日、現役復帰を前にオーストラリアのアデレードで記者会見し「緊張と興奮が入り交じっている。今回はレースのリズムを取り戻すことが目的」と話した。

 20日開幕の「ツアー・ダウンアンダー」に先立って51キロの距離で行われる18日の「キャンサー・カウンシル・クラシック」が復帰レースとなる。昨年9月、競技を通じてがん撲滅を訴えていくため現役復帰を決意したアームストロングは、昨年末からハワイで練習を積んだ後、今月11日に現地入りした。
 全盛期の1996年に発覚した睾丸がんで一時レースを離れたが、これを克服。今回は2度目の復帰となるが「非常に高いモチベーションを持っている。大きな違いは年齢」と語った。
 アームストロングは8度目の総合優勝を目指し、今夏のツール・ド・フランスに出場することを決めている。(共同)

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2009年1月17日のニュース